温暖化と戦うブログ

なんだかんだ言葉のもがき

水不足克服のために運河をつくれるか

日本向けの米も生産する水。米国政府がコロラド川の水不足を宣言。流域全体の気温上昇に起因(橋本淳司) - 個人 - Yahoo!ニュース

「わずかな節水では生態系から失われていく水を維持、回復するのはむずかしい。

新たな管理手法として「ウォーター・ソフトパス」がある。米国のピーター・グレイク、カナダのハリー・スウェインら複数の研究者が、エイモリー・ロビンスの「エネルギー・ソフトパス」のコンセプトを淡水に応用したものだ。

ひと言でいえば、将来の生態系に必要な水をまず保障し、そのうえで人間の水使用量を逆算して考える。生態系との共生を図る持続可能な水マネジメントなので、「生態共生管理」とも言われる。

生態共生管理はどう実施するかというと、仮に30年後、コロラド川流域の淡水資源が100、生態系保全のために必要な水が60とする。すると人間の使用可能水量は40なので、その水でやっていける社会をつくることを考える。」

ある引用だが、これを実行するのは難しい。

政治的にトラブルになる可能性が高い。

運河で水を運ぶのは、不可能ではない。
中国が長大な運河を計画しコスト面で批判されているが、工夫で安く運河はできる。

昔フランスでつくられたミディ運河
アフガンで中村医師が作った運河。水量がちいさくても、

アフガンでは立派に畑を蘇らせた。

高低差を超える技術は、昔からのものがある。

こういうアナログな工夫が、案外エネルギー節約の時代にはいいのだ。

水のパイプラインも可能だ。

腐るのを防ぐために、中継地点ごとに防腐処理を施す。また流していれば、基本的に腐りにくい。

アメリカ西部の農家がすべて廃業して移住することの費用を考えれば、

かなりのことをやってもまだ安い。